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総会開催案内とオブザーバー出席歓迎

妻と二人で、生活相談サポート活動を始めてから約6年半(法人化後5年半)がたち、その間、生活と心の相談サポートは670件になりました。相談内容は、極端な生活困窮が減少しながらも、恒常的なワーキングプア等の経済問題、複雑多様化する心の悩み等です。また、時々ホームレスの方からの突然の訪問や相談も依然としてあります。
障がい者事業所に通われている方からの悩み相談を受け、障がい者事業所における障害者ビジネスの実態も知り、営利目的でない、まともな事業所をめざし、事業所ホープを5年前に立ち上げました。現在30名のメンバーと障がい者支援事業のホープ再生自転車販売やたい焼・たこ焼店ホープでの仕事、ホープ尚での軽作業、ポスティング、清掃業務等で働いています。
聖書の中でキリストが「隣人をあなた自身のように愛せよ」とおっしゃり、それに啓示を受け、特に困っている人に関心を持ち、自分達にできることを行うことを、心がけてきました。
多くの相談者の中には、わがままな自己中心的な方もおられる。今年多くのホームレス支援団体や多くのキリスト教会さらには行政も、手をあまし呆れて見放さざるを得ないホームレスの方がいた。私もアパート手配等相当な支援、行政折衝等行ったが、自らぶち壊すため、私も「もう知らない」と宣告したこともあった。しかし、頼るところもないため、私のところに時々頼って来るため、できうる対応をせざるをえなかった。
対応した理由は、神様は「助けなさい」と私に言っているようだからである。「もうやめろ。」とは神は言わないだ。そこで思ったのは、当たり前のことだが、神様にとって、どんな人も尊く、とても愛しているのだ。それは、自分が創造した一人一人だからだ。人は、人間的な尺度で、人のレベルや価値を定めようとするが、神のお考えは、全く違っていて、人にえこひいきはない。そのことが、よくわかった。また、現在に至った要因等は、まさに神のみが知る。
キリストは「人を愛せ」とは言わず、「隣人を愛せ」とおっしゃった。つまり、人類愛とか世界平和とか評論する前に、立ち会った目の前の助けを必要として人に、「おまえはどうするんだ」と、神は自分に問いかけてくる。
つまり、私達の活動は、目の前の困っている方、相談に来られる方、さらには毎日会う事業所のメンバーに、どれだけ誠意をもって対応できるか、隣人愛を活動理念に掲げる私達が、試されているわけである。
神は人を通じて、人助けを行われるが、本来、神が行いたいことなので、私達の行為を大変喜ばれていることも知る。活動には、苦労もとても多いが、精神的に安心感があるのは、神がやれと言っていることなので、結果的に神の責任で、やってくれるのだ。私達は、結果を何も心配せずに、安心してベストを尽くすだけでよいのだ。
そして節目節目で、私達の活動に大きな神のサポートと祝福があり、活動の将来を導いてくれる。今年もその証があり、通常総会で報告します。
活動に関心のある方、オブザーバー参加を歓迎します。
総会日時:12月13日(日)午後1時30分~(約50分)
場所:札幌市西区宮の沢1条4丁目4-47 ICF教会2階集会室

上期事業概要(27年3月末)の公開

会員宛、5月下旬に報告した上期事業概要について、公開します。
(写真や図表は添付できないため、省かれています)

26-27年度上期事業内容報告

本年度(26年10月~27年9月)の上期事業概要(27年3月末)を報告します。

 25年11月に、西区山の手・琴似地区に事業所を移転し約1年半が経過しましたが、当会の活動の地域社会への浸透を図ってきました。特に、新しい事業展開として、主に障がい者の為のサポート事業として事業所の隣に、「たい焼・たこ焼店ホープ山の手店」を移設開店し、さらには事業所前で「ホープ再生自転車販売」を、本格オープンできたことが、特筆されます。
事業運営において、いろいろな面から神の祝福を受けており神に感謝します。

1.生活相談サポート事業
上期の相談件数は、51件で、21年5月からの累件件数は 547件となっています。近年、相談内容は、生活困窮者が減少し、心の問題等多様化の傾向が続いています。また、相談員の斎藤夫婦は、他事業運営に忙しくなっている為、例えば生活保護の役所申請の同行(同行した案件は、過去全件役所承認を受けています)は特別な場合を除き近年行っていません。しかし相談時には課題や論点等時間をかけて整理の上、私達が生活保護制度を利用するケースと判断した案件は、本人から市役所担当者に、生活相談サポートセンターと相談の上、申請にきた旨伝えるようにしており、同行しなくなってからも、すべての申請が承認されている現状にあります。
この生活相談サポート事業は、困った方からの相談に、どれだけ誠意をもって対応できるか、隣人愛を活動理念に掲げる私達が試されている事業です。また他事業を始める動機を与えられた事業でもあり、当会の原点となっています。

2.障がい者事業所ホープ
利用登録者は25名ですが、安定的に利用できない方も多いのが実情で、それぞれの課題や目標にそった支援を心掛けています。
それぞれの特性に応じた支援を図る為、仕事の品ぞろえや多様性を確保に努めています。その一環として、施設外就労としてのたい焼き・たこ焼店ホープ、ホープ再生自転車販売での仕事を提供するほか、チーズおからクッキー販売、ホスティング、公園や施設清掃等行っています。
また、社会や職場の一般常識研修を毎週行い、研修活動に力を入れています。

3.障がい者支援のための事業
①たい焼・たこ焼山の手店の運営開始
27年3月から、事業所の隣に店舗を始めることができました。
事業所から徒歩で通える店舗候補を物色してきましたが、隣のテント屋さんが廃業することになり、幸運にも借りることができました。働くスタッフや障がい者の移動やローテーション等の利便性が高まり、人通りも多く集客が見込まれます。
また、二店舗同時運営できる体制にないため、従来の西野店は、閉店しました。

②ホープ再生自転車販売
障がい者の仕事の機会提供のため、26年秋から準備を進め、27年3月から店舗開店しました。
当地区は、マンションが多く、不要自転車が恒常的に発生することから、その回収→リサイクル整備→販売が、ビジネスとして成立し、マイペースで仕事ができるなど障がい者の仕事として適格と考え始めました。
ある利用者が、「自分は廃人だと思っていたが、廃車予定の自転車を自ら整備し、再生され実際に販売される工程に係る中で、自転車を自分のことのように感じた」と感想を語ってくれ、彼の発案で「ホープ再生自転車販売」としています。
不要自転車の処理に困っていた市営団地やマンション住民が、私達の取組に賛同し好意をもって協力していただいています。

4.なごみの会
毎月1回のペースで、継続開催しており27年3月の開催で、52回目となっています。お箏の上野さん他の「なごみーず」の演奏や、竹内さんの昼食がこの会を支えてくれています。
また参加者の歌や演奏さらにはゲームや会話、そして百円会費の食事等、肩のこらないリラックスタイムになっています。

5.ハートビート
今期の活動は、多くの方のご協力を得て、大変充実したものとなりました。ICF教会での定期開催を毎月1回、休み無く継続することができ、また、障がい者とその支援者の方々のためのイベントに参加させていただいたり、世界中から観光客が集まるさっぽろ雪まつりでもステージ披露の機会を与えられたりと、活動の幅が大きく広がりました。
ICF教会員のご紹介で、手稲にある保育園との良いつながりができ、保育士さんや、障がいのあるお子さん、親御さんのご参加をいただいています。レンタル用太鼓も着実に増えてきました。今後も、バリアフリーな内容で、癒しと笑顔が満ちるドラムサークルを目指して行きたいと思います。

6.事業収支状況(27年3月末中間決算 :単位千円)
(損益計算書)
収      入19,943
支      出17,660
上半期収支    2,283
前記繰越利益   2,544
差引繰越正味財産 4,827

ホープ再生自転車販売 販売100台達成!

祝 ホープ再生自転車販売 販売総数100台達成!
これまで、コツコツと自転車の修理を行いながら、製品として仕上げることを続けてきた結果、本日めでたく100台目の販売を達成いたしました。
購入していただいたお客様には、細やかではありますが、記念品の贈呈させていただき、併せて記念撮影を再生自転車販売に関わるメンバーさんとスタッフと一緒にしていただきました。
これからも、地域に根差したポープ再生自転車販売であり続けます。
次は200台目を目指して、メンバーさんとスタッフが一丸となって、さらに頑張ります。

ホープ再生自転車販売近況100台達成

7月14日をもって、
ホープ再生自転車販売の製品化100台達成しました!!
内、80台販売達成!!
本年3月26日から事業所前で本格的に営業開始。
昨年秋、構想着手⇒近隣マンション等への渉外活動⇒放置自転車の回収⇒整備⇒販売・・・・・・。一歩、一歩の積み重ねでした。
大型公営団地からの回収に際しては、会長さん他関係者から大変感謝され、私達も感謝です。肝心な整備するスタッフも与えられ、神に、すべてに感謝します。
また、販売店名の「再生」というフレーズは、ホープを利用され、実際に整備に携わっている方の発想に感動し命名しました。
以下、彼の文書通り。
「廃棄自転車の壊れ方は僕自身とよく似ていました。破損部分は僕がなくした部分、錆は僕のかさぶた、汚れは僕のこの世の垢・・・自転車を通して自らの修理に取り掛かった。
それにしても不思議なのは僕と同じ境遇の廃棄自転車たちが、僕を待っていたコトです。乱暴に扱われポイ捨てされた自転車と僕・・・。
類は友を呼ぶ・・・不思議な力が働いていたコトは認めざる得ない。
余りにも偶然なあたりが必然を感じさせる。
もう片っ端から修理するしかない使命感、僕が生き延びなければならないコトでさらにそれぞれのそこにいる意義が重なる。
自転車は自分自身の分身であり、また誰かに尽くすコトを待ち望んでいる。斎藤理事長率いるホープで自転車とそれを取り巻く人が新しい躍動の時を迎えるコトを切に願う。」
写真のポスターも、彼の作成です。

ハートビートの雰囲気

ハートビートの定例開催について、担当のブラウン明子さんが、FACEBOOKに投稿した内容です。状況が伝わってくると思います。
これらの定例演奏の他に、本年は札幌雪祭りの特設会場で、演奏を行いました。活動の場が広がっています。

2月22日の定例開催
昨日22日(日)、第34回ハートビートは盛況のうちに終了いたしました!親子、ご家族揃っての初参加もあり、多くの方にご協力いただいて、美味しいキャンディーの差し入れもあり、ワイワイ楽しくアッというまの1時間でした。心より感謝申し上げます。

幼児から70代の人生の大先輩まで、まったくの初心者さんからほぼ毎回参加のベテランさんまで、みんなが自然と、ほとんど無意識にお互いの音を支え合って一つの曲を造り上げていました。ファシリテーターは即興で演奏する皆さんの姿を客観的に見ることができて、いつも「うわ〜!すごい!」と感動せずにはいられないのです。
今回のミニレッスン・タイムでは、いつもよりちょっと難し目のビートとソロ演奏に挑戦。脳トレ&筋トレになったかも・・・。


次回は3月29日(日)午後4時からです!ぜひ、お誘い合わせてご参加ください。

レインボーカラーのスポンジマレットが大好評だったので、もうちょっと増やしておきます!ジャンベ以外に、コンガやボンゴを叩いてみたい方はご用意しておきますので、ご予約時にお申し込みくださいね!

たい焼たこ焼「ホープ山の手店」オープン

たい焼・たこ焼「ホープ山の手店」、3月10日(火)オープンします。
旧国道5号線沿いで、琴似・山の手地区の中心部にあります。
しかも、なんと生活相談サポートセンター、事業所ホープの建物の隣り。
琴似界わいのテナント物件をずーと探していました。ある日、隣の40年くらいの歴史のある石川テントさんが閉店し、看板を取り外しているのが、ちょうど事務所の窓から見える。
これは、絶好の機会と思い、すぐその場で折衝開始。他の可能性もあったようだが、隣のよしみで貸していただく。今後、昼食の運搬が不要になる、スタッフや利用者の仕事ローテーションが楽になる等、利便性が飛躍的に向上。
歩いて20秒、走って5秒です。また、往来の方が多く、売り上げ増を期待してます。
神様に感謝します。
残念ながら、西野店は、2店舗を同時運営する体制にはないため、閉店しました。西野近辺の方には、お詫び申し上げます。
ぜひ、新しい店舗へのご来店をお願いいたします。

昨年度事業報告と本年度事業計画

決算総会での事業報告及び事業計画を公開いたします。

昨年度事業報告に関する件(25年10月~26年9月)

1.概況
25年11月に、広く快適なスペースの新事業所(200坪)に移転しました。
札幌琴似・山の手地区の中心部に位置し、交通の利便性がよい中で、事業展開の第一歩をしるすことが出来ました。
実践活動を通じて、社会的弱者との共生意識及び隣人愛の精神が社会に広がることを目指しています。そういった団体であることを明らかにするため、大きな看板を掲示し、またチラシ配布などにより地域への周知を図ってきました。
 (4つの活動)
 ・生活と心の相談サポート
 ・なごみの会
 ・障がい者事業所ホープ
 ・ドラムサークル「ハートビート」
    ……事業推移は付表①の通り

2.生活と心の相談サポートおよび「なごみの会」
新規相談件数相談回数
  昨年度100522
累計(5年5カ月)5112303

(1)相談サポート事業を開始以来、相談件数が500件を超えました。
第2のセーフティーネットが機能し始めていることもあり、最近は極度の生活困窮相談は減少していますが、悩み等、相談の内容は多様化の傾向にあります。相対的貧困率が年々増加傾向にあり、貧困のすそ野が拡がり、経済のひずみとともに格差社会が進行していることを実感しています。
個人をあまり大切に考えない社会的風潮が、不安感の増大等によるいろいろな精神面でのひずみになっていると推測しています。
(2)「なごみの会」は、引き籠りがちな方、障がい者等への憩いの場、コミュニケーションの場を提供する目的で、毎月一回、計12回開催しました。ホープの利用者が、ほ ぼみんなが参加しています。
箏の専門家による重奏、参加者のユニークな歌や演奏、楽しい会話やゲーム、おいしいと評判の食事等、累計46回をかぞえています。

3.障害者事業所「ホープ」
(1)登録利用者は、現在25名となっています。ICF教会から賃借りしている事業所スペースの狭隘化などから、将来を見越し、大規模の新たな事業所に引越しました。
(2)事業内容
・利用者の特性に応じた仕事のメニュー多様化、ホープのオリジナル商品の品ぞろえ拡大をはかってきました。
・ホープ事業所の存在および事業内容・商品のチラシの近隣ポスティングに力をいれ、また、新事務所内にもホープ商品の販売コーナーを設け、ホープの周知と販売促進を図ってきました。
・犬用クッキーの販促に力をいれ、従来からの教会での販売の他、障がい者の手作り品を販売する市内中心部の「元気ショップ」や「イコール店」やその他の協力店での販売、さらには宅配も開始しました。
・インターネットオークションを開始し、ホープオリジナル商品等の販売を行いました。
・古物商許可証の取得に伴い、利用者の仕事の品ぞろえの一環として中古自転車のリサイクル販売業に着手しました。平成26年9月から事業所近隣のマンション等を訪問し、放置・不要自転車の無料撤去事業をお知らせし、放置・不要自転車にお困りの管理組合などから感謝されつつ、回収を図ってきました。あわせて、販売に向けて、修理作業に着手しています。
(3)研修活動
・利用者が生きがいをもって、地域社会や職場で安定的に暮らしていくことを目指し、良識や常識の研修を開始しました。週一回、生きる上で指針になること、社会や仕事の常識等の研修を3~4グループに分けて行いました。
研修内容が、ホープでの作業とチームワーク構築にリンクしていることを実感してもらえることをねらいとしています。また、希望者にはパソコン研修も週一回行い、レベルに応じ、資格試験も行っています。

4.ハートビート
(1)ICF教会での定期演奏会は年間9回開催し、1回の参加者平均数は16名でした。
未就学年齢の幼児から70代の大人まで、一緒に楽しんでいます。
(2)9月にはNPO法人さっされん主催の「笑顔まつり」に初出演しました。事業所「ホープ」の利用者さんにもスタッフとなってお手伝いいただき、知的障がい・精神障がいのある方や、障がい者の支援をしておられる方と一緒に輪になって、即興演奏会を実演し大好評をいただきました。
ステージの後半では手話を交えて「きみは愛されるため生まれた」をアンツァとデラが歌い、サポートセンターの理念である「隣人愛」を伝えることができました。

本年度事業計画(平成26年10月~27年9月)

1.概況
 新しい事業所の規模・利便性等メリットを最大限に生かした事業展開をはかっていきます。
あわせて、キリスト教の理念である隣人愛、社会的弱者との共生の必要性を地域社会へ浸透していきます。

2.生活と心の相談サポートおよび「なごみの会」
(1)相談事業は、当会の活動の原点であり、そこで実感したことが、その後の各種事業開始の要因となっています。相談者への真摯な対応とフォローを継続してはかっていきます。
就労経験が乏しいひきこもりだった方や長期間失業状態が続いている方、未就職の高校中退者などで、働きたいという意志のある方に対して、中間就労の支援を行う厚労省事業がスタートし、その橋渡しの役割も行っていきます。
 (2)「なごみの会」は、継続していくことに意義を感じており、相談に見えられる方へ、必要に応じ参加を呼び掛けていきます。

3.障害者事業所「ホープ」
(1)障害者の自立と安心をめざした体制づくり
・昨年度から始めた研修を、より充実していきたいと考えています。個々の良識育成をはかり、地域社会や職場での特に精神面での安定的な心を育んでいきたいと思います。
・利用者の個性や長所を生かした仕事ができるように、仕事の品ぞろえを増やし、また同時に利用者が自信とやりがいを持つことが出来るよう支援し、さらなる信頼関係の構築をめざしていきます。
・これらのことを通じて、適格な仕事の提供とさらなる工賃増加策を検討していきます。

(2)具体的活動計画
 ・新事業所の改築等
  車いす用の昇降機と車いす用のトイレも備え、多くの障がい者の利用ニーズにこたえていきます。
 ・自転車販売店「ホープ」の本格運営
  回収した放置・不要自転車を、利用者の作業により修理し、リサイクル商品として、本格的販売を開始します。近隣マンションからの回収の他、近隣警察署による放置自転車等の売払い(競売)にも参加し、より幅広い調達をはかり、合せて、利用者とともに、リサイクル商品の製作と販売のノウハウを確立していきたい。
 ・菓子製造販売等(人用クッキー)
  現在スタッフ2名が食品衛生責任者の資格を取得しており、当事業所での菓子製造販売が可能となっております。これに伴い、現在、人用クッキーの試作にあたっており、今後、保健所との関連手続きを行いつつ、完成品の製造及び販売を行っていきます。

・たい焼・たこ焼店「ホープ」運営
 新事業所の立地条件を活かし、近隣(事業所の隣)に店舗移設を検討しています。多くの利用者の参加、職員も含めた小回りの利いたローテーションが可能となり、効率的な運営がはかられます。また市街地の為、お客増加とそれに伴う、利用者への工賃増を期待しています。
・ペットフードの販路拡大
 昨年度から開始したインターネットオークションによる販売、各店舗での販売等、その裾野を広げ、安定した供給と販路の拡大を目指していきます。
・インターネットオークションの出品強化
 出品の調達先を拡げ、品ぞろえの拡大をはかっていきます。
・その他
各種イベントへの出店参加、高等養護学校などの体験来所、積極的受け入れ、ホープオリジナル商品の制作・販売を積極的に推進していきます。

4.ドラムサークル「ハートビート」
(1)ほぼ月に1回開催している演奏会の他に、以下のような活動を計画しています。
・教会イベントとのコラボレーション
11月、12月には、ユニフェス、いくつかのクリスマスイベント等での参加が決まっています。その後も連携を図っていきたいと考えています。
・出張公演
11月に障がい者支援団体が主催する平岸でのイベントに招聘を受けています。今後と   もこのようなイベントへの参加に積極的に応じていきます。
(2)今後の方向性
アメリカ発祥のドラムサークルは現在では日本全国各地に広がり、大手企業もファシリテーター認定事業等の形で参入しています。
音楽療法としても、またチームビルディングの一メソッドとしても用いられていますが、
ハートビートは「ファミリー」性(ファシリテーターが夫婦・親子であるという希少性・独自性)を中心に、今後も先達に学びつつ、試行錯誤を重ねつつ、独自の方向性・働きを模索していこうと思います。
(3)事業所ホープとの連携
今後もハートビート開催時にホープのオリジナル商品販売を継続していきます。

事業所ホープの新しい仕事

ホープの新しい仕事として、新しく放置自転車の回収業を始めました。
おもな狙いは、事業所ホープでの障がい者の仕事の多様性(それぞれの個性に応じた仕事)を確保する為です。
たい焼・たこ焼店ホープでの仕事のように、お客とのやり取りが可能な利用者もいる一方、人前は苦手だが、自転車のサビ落とし等の補修作業等、一人でも黙々とするのが、得意な方もおられるからです。
また、利用者の増加に伴う、新たな収入源の確保(利用者の工賃の維持・向上)も狙いの一つです。
まずは、近隣の琴似・山の手地区等のマンションを訪問し、放置及び不要な自転車があれば無償回収を行うことの周知・宣伝の営業をしています。
再利用可能なものは、整備の上、別途リサイクル販売する予定です。
その為の古物商の免許を取得済みです。また、放置自転車に被害届が出ている場合、連携を図る必要があり、地元警察とも協議済みで、警察も「いいことですね」と協力的です。
「趣旨に、ご賛同いただけると感謝です」とお話しすると、多くのマンション管理組合、管理会社の方は理解を示していただき、私達に仕事を廻してくれます。
尚、個人で不要になっている自転車がある場合、当事務所まで、持参いただければ、無償で引き取ります。

福祉実習生(高校1年生)からの礼状

障がい者事業所「ホープ」へのある福祉実習生(高校1年生)からの礼状をいただきました。(全文)
許可をいただき、掲載します。
「ホープのスタッフ・利用者の皆様
先日は、福祉実習を受け入れていただき、ありがとうございました。今回の実習を通し、福祉の現場といっても、その現状は一律でないということを実感しました。学校の授業では、福祉の世界のマイナスな面を多く学んで来ました。
しかし、ホープはいつもみなさんの笑顔や笑い声があふれていて、学校の授業で学んだことと違い何かを感じました。私はとても楽しく実習させていただきました。ホープのように笑顔のあふれる福祉施設が少しでも増えたらいいなと思いました。
また、作業の方法や手順が分からない私に、やさしく教えてくださりありがとうございました。皆様のおかげでとても内容の濃い実習をすることができました。
今回の実習で感じたことを覚えながら、将来の進路を決めていきたいと思います。本当に貴重な体験をさせていただき、ありがとうございます。」
このように評価してもらい、うれしかったです。感謝します。

第5回笑顔(にこにこ)まつり開催とハートビート

9月13日(土)、厚別で「第5回笑顔(にこにこ)まつり」開催されます。
札幌市の障がい者と事業所その他関係者が集まる大きなイベントです。
事業所ホープも参画し、ホープスタッフの坂本君は、まつりの運営委員になっています。
また何よりも、ブラウンファミリーによる、ハートビートが、ステージイベントのメインとして参加(午後1時頃予定)します。
私達も、とても楽しみにしています。

日時:9月13日、10時~15時
場所:ふれあい公園厚別(厚別中央市民交流広場)地下鉄新さっぽろ1番出口直結