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三井住友銀行ボランティア基金からの寄付金受取

公益社団法人日本フィランソロピー協会より、(株)三井住友銀行が実施する 「三井住友銀行ボランティア基金」(以下「三井住友基金」という)からの、生活相談サポート センターに対する寄付百万円が決定され、昨年度末に振り込まれました。
日本フィランソロピー協会は、人や企業の社会貢献活動を支援する公益法人で、今回のケース は、三井住友 銀行ボランティア基金へ、寄付先の推薦をする専門機関の役割を担い、推薦を 受けた「三井住友基金」が、審査会を開き最終決定したものです。
「三井住友基金」は、有志の役職員が、給与からの天引き(100円から1000円、)を積立し(約 10,000人が加入)、その中の事業の一つとしてアジアの環境問題、次世代対策、コミュニティー 対策に取り組む NPOやNG0他の中から、意義深い顕著な取組を行っている全国20団体に寄付を行っています。
この件は、公募や自薦によるものではなく、NPO組織活動などに習熟している専門機関が、 自ら調査し 選んでいるものであり、NPO法人が全国に52,319団体(28年10月末)ある中で、 選ばれたことを光栄に思っています。
また、選んでいただいた公益社団法人日本フィランソロピー協会と三井住友基金(及びその 参加者)に感謝します。
なお、このご寄付は、全額中古トラック購入に向けています。

「生活相談サポートセンターの歩み」の発行(追加連絡)

「生活相談サポートセンターの歩み」の発行
前回のブログで、発行のお知らせをしたところですが、内容などについてのご質問などを受け、再度、詳細ご案内いたします。
21年5月に、任意団体として斎藤夫妻二人の活動から始まり、7年半が経ちました。今般、活動を始めた思いや背景、実際の活動の状況、そして実感している神様のサポートと支配等を文書化しました。関心のある方に無料で配布(郵送の場合は着払い)しますので、メールなどで当会にご連絡ください。
メール先 seikatusapout@yahoo.co.jp

冊子目次
(一)「弱い立場にある人」へのサポート活動の原点となった聖書の教え
(二)生活困窮者に対する相談サポート活動
(三)障がい者支援活動のきっかけとなった障がい者事業所への義憤
(四)障がい者事業所「ホープ」運営で知った障がいビジネス
(五)金優先の思考が広く浸透した現代社会
(六)活動でわかった神の支配
(七)誰もがなりうる貧困や障がい
(八)研修活動と日々の仕事
(九)なごみの会とハートビートの活動
(十)ホープ再生自転車販売の取組
(十一)活動の預言と神の御心


「生活相談サポートセンターの歩み」の発行について

標記の小冊子を書き上げました。
活動を始めて7年がたち、平成28年10月末までの情報として、整理したものです。活動は、私の人生観、信仰感に立ったものであることから、「なぜこのような活動を始めたのか」「この世に対する義憤」「活動に神の導き、関与、支配を感じる」等についても、ふれています。
すでに、私のブログに、キリストの証として、同じような内容について、掲載していましたが、昨今事業展開が著しく動いている為、加筆してきたものであり、従来のものを削除し、標記冊子内容を、掲載していこうと考えています。
ブログでは、表や写真など掲載できないため、この小冊子「生活相談サポートセンターの歩み」を読まれたい方は、郵送料ご本人持ち(着払い)のみで、送付しますので、メールなどで、お申し込みください。 

マスコミ報道に感謝です

ホープ再生自転車販売の勢いに連動して、マスコミの皆さんからの取材を受け、とても感謝しています。
テレビ放映が、HTB,NHK,HBCとあり、新聞では、読売、道新2回、毎日、共同通信社がすでに記事掲載されています。また、朝日新聞も取材済の状況です。
共同通信社札幌発の記事は、今日現在、知っている限り、北日本新聞、東奥日報、大分合同新聞の3社の掲載が確認されています。全国で私達の取組が広報されるというのは、とてもうれしいことで、感謝です。
8月末では、826台も販売され、勢いは止まりません。

精神疾患を開示する勇気と励まし

道新記事(ホープ再生自転車販売)でとてもうれしいことがある。それは、実際に、働いている織笠さんが心境をfacebookで語ったことです。
特に精神障がいである場合、見かけ上の病気の識別が困難な為、努力が足りない、不可解等の誤解を受ける場合がある。病識の理解や包摂社会の取組が遅れている日本社会では、世間の偏見やそれらの影響により、「自分が悪いからだ」等、自分にネガティブな印象を持つ場合が否めない。従って、どのように自分を開示すべきかに悩み、やむを得ず、自分を押し隠しながら生きる場合も多い。
しかし、彼女が、仕事や取材を通じて、自分を隠すことなく、開示する気持ちを持ったことが、何よりうれしい。また、この事を通じて、多くの人に勇気と励ましを与えている。その姿勢を、今後フォローしていくのが私達の責任であり、そして、社会全体に温かい人間関係が拡がることが、私達の願いである。
以下織笠さんのfacebook全文
「先日道新に私が働かせてもらっているホープ再生自転車販売が載りました。共同通信社の取材も受け仕事の励みになっています。
私は躁鬱病、摂食障害の精神疾患を持っていますが全てオープンにしています。
精神疾患というと色々な病気がありますが、偏見もあるようです。人は生きていれば何かしら病気をします。私は好きで病気になったわけではありませんが、病気になったことに意味があると思っています。
私は一見、病気に見えないと言われますがこの病気の地獄のような日々を乗り越えて今に至ります。
中古自転車の宣伝の仕事から整備の仕事に移り2ヶ月になります。
1日1日を大切に。日々に感謝し、積小為大で。日々前進して行きたいと思っています。いつもありがとうございます。」

障がい者施設を街の中に建てるべきとの正村教授に賛同

障害者施設を街の中に建てるべきだと提言する正村公宏氏(専修大学名誉教授、朝日デジタル8.13)に賛同。
会社をリタイアして、一時期カナダのビクトリアに住んでいた時、車いすの方が、札幌の10倍くらいの印象で、街中に出ているの驚いたが、理由は、公共バスの全車両に電動の昇降機が設置されている為だった。一般乗客は、時間のかかる乗り降りを嫌な顔見せず、待っている。障がい者全般(当然、精神障がいも含め)に対するいわゆる共生・包摂社会が予算も含め、市民に定着している。
一方、日本は、長い隔離政策が定着し、まだまだ、障害者との垣根は高く、さらには、精神障害者の病院隔離・長期入院は諸外国より突出して高く、偏見・差別等も根強い。障がい者になりたいと思ってなった方は一人もいない。
精神障がいも、現代社会からの影響を強く受けており、それだけ不健全な世の中だと、私は思っている。
また、ダウン症の子や生まれつきの重度障がい者は、役に立たない存在なのだろうか。私は、クリスチャンだが、神は意図とご計画を持ってこの世に生を授けたと信じている。かえって重要な意味を私達に伝えようと、懇願しているかのようだ。
私は、社会的弱者のサポートの召しを受け、日本の現状に抵抗し、風穴を開け少しでも理解を拡げようと、就労支援事業所ホープを始めた。その為、札幌市の旧国道5号線沿いのにぎやかな往来のあるところに、目立つ看板を掲げている。
最近、ホープ再生自転車販売の取組が評価され、新聞・テレビ等多く取り上げられているが、思いはただ一つ、障がい者の心からの自信回復と愛のある共生社会、つまり隣人愛の精神が社会に広がることだ。

事業所ホープにおける研修内容その1

私は、毎週事業所のメンバーと研修の時間を持っており、日々生きる中で、大切なことを学びあっています。
このプログラムが、事業所ホープの特徴でもあり、それと日々の仕事をリンクさせ、確認し合っていることが、大切と考えています。

研修その1
小さな成功体験を積み重ねよう

今までできなかった、ちょっとしたことが出来た。→自信、成功する喜び
大切な、あきらめない心、感謝の気持ち

積小為大(小を積めば大となる) 二宮尊徳

小さいことを積み重ねることが、とんでもない処へ行く、ただ一つの道だ。 
イチロウ

失敗すればやり直せばいい。 やり直してダメなら、もう一度工夫し、
もう一度やり直せばいい。 松下幸之助

人と比較して劣っているといっても、けっして恥じることではない。
けれども、去年の自分と今年の自分とを比較して、もしも今年が劣っているとしたら、それこそ恥ずべきことである。 松下幸之助

毎朝床から起きたら、たとえ好きだろうと嫌いだろうと、何か一つやるべき仕事があることを神に感謝しよう。  チャールズ・キングズリ

絶対に、絶対に、絶対にあきらめるな。 ウインストン・チャーチル

これらを題材に、実感していることをフリーに語りあう。

ホープ再生自転車販売のテレビ放映

4月12日、HTB北海道放送「イチオシ」で、テレビ放映されました。
直後から電話照会が相次ぎ、また、すでに複数名、ご来店されている状況。テレビの影響力を再認識。
テレビ取材は、約3時間かけて行われ、それを数分に凝縮したものだが、ポイントをつかみ、良く編集されていたとの印象。テレビ局の関係者に感謝です。私達の思いも伝わったと感じています。
4月11日現在、189台も販売され、予想以上のスタートに驚いています。何よりも、たずさわるメンバーが、やりがいを持って取り組んでいただいているのが、とてもうれしいことです。

「ホープ再生自転車販売」完全リニューアルオープン!!

3月1日、ホープ再生自転車販売、完全リニューアルオープンしました。スタッフとホープメンバーだけで、リニューアルすべて実施しました。
第1号お客さん オラフさんでした。
ハマーをお買い上げいただき感謝です。
開店の様子等は、facebookに情報載せています。
個人https://www.facebook.com/hiroyuki.saitoh2
法人https://www.facebook.com/seikatusapout/

営業日について
土曜日は、営業します。
また、繁忙期の3月14日から5月2日までは、日曜日・祝日も含め
通しで、開店しますので、よろしくお願いいたします。
それ以降については、日・祝日及びお盆の時期は、お休みの予定です。

品ぞろえについて
◆シティーサイクル ◆婦人サイクル ◆折りたたみ自転車 ◆マウンテンバイク ◆子ども用自転車 ・・・百台程度店頭にそろえています。
詳しくはホームページをご覧ください。

「ホープ再生自転車販売」ホープページ
http://www.icfire.com/seikatusapout/saiseijitensya/index.html

2015年総会終了

総会終了し、事業報告及び事業計画内容をお知らせします。

昨年度事業報告に関する件(26年10月~27年9月)

1.概況
25年11月に、西区山の手・琴似地区に事業所を移転し約2年が経過しましたが、当会へ集う方々とともに歩みながら、サポート内容の向上に努めてまいりました。また、そのことを通じて、私達の活動が、結果として地域へ周知されつつあると感じています。
特に、障がい者の為の支援事業として、27年3月に事業所の隣に、「たい焼・たこ焼店ホープ山の手店」を移設開店し、また26年秋に試行的に始めた中古自転車販売を同じく27年3月に「ホープ再生自転車販売」として、本格オープンしたことが、特筆されます。
これらのこと等から、障がい者の就労支援事業所ホープの利用者も増加し、事業規模は年々拡大しております。また、いろいろな面で神からの試練を受けながら、同時に多くの祝福をいただいており神に感謝しています。
          
 
2.生活と心の相談サポート
新規相談件数
昨年度141
累計(6年5カ月)652


相談サポート事業を開始以来、相談件数が652件となっています。近年、相談内容は、極端な生活困窮が減少しながらも、恒常的な経済不安(ワーキングプア―等)や心の悩み等多様化の傾向が続いています。また、依然としてホームレスの方からの相談も受けております。
この生活相談サポート事業は、目の前の困った方に、どれだけ誠意をもって対応できるか、隣人愛を活動理念に掲げる私達が試されている事業です。また他事業を始める動機を与えられた事業でもあり、当会の原点となっています。

3.障がい者事業所「ホープ」
・登録利用者は、現在30名となり、徐々に利用者が増加しています。
 ・ポスティングの強化
   ポスティングに力を入れ、広報札幌のポスティングの他、ホープの事業内容チラシ、障がい者支援事業の「たい焼・たこ焼店ホープ」、「ホープ再生自転車販売」のチラシを継続的に配布し、ホープの周知と販売促進を図ってきました。
・犬用クッキーの販路拡大と仕事の品ぞろえの多様化
今年度、さっされんにも加盟し、元気ショップでの犬用クッキーの販売も始まり、また、インターネットでの売り上げもあり売り上げが増えてきています。利用者の特性に応じた仕事を提供できるようメニュー多様化をはかり、ホープオリジナル商品の製作・販売の他、公園・教会清掃、請負仕事の種類の拡大をはかってきました。
・研修活動
研修活動を開始してから2年目になります。利用者が自信と生きがいをもって、地域社会や職場で安定的に暮らしていくことを目指し、特に小さな成功体験を積み上げる事、約束を守る事、感謝の大切さ、報告・連絡・相談等を学び、それが、ホープでの日常作業とリンクしていることを実感してもらえることをねらいとしています。また、希望者にはパソコン研修も週一回行い、レベルに応じ、資格試験受験者も出しています。
 ・バザー開催
   昨年10月にバザーを開催し、地域への周知を図ってきました。

4.障がい者支援事業
(1)たい焼・たこ焼山の手店の運営開始
   27年3月から、従来の西野店から移転し、事業所の隣で店舗を開始することができました。事業所から徒歩で通える店舗候補を探してきましたが、隣のテント屋さんが廃業し幸運にも、借りることができました。まだ、周知が足りない為、売り上げは期待ほど伸びてはいませんが、来られたお客のリピート率も高く、今後に期待しています。
(2)ホープ再生自転車販売
障がい者の仕事の機会の提供の為、26年秋から準備を進め、27年3月末から店舗を開店しました。中古自転車は、地域周辺のマンション、団地等からの不要自転車の無料回収と札幌市自転車競売参加により入手し、安全に乗車できる製品として再生自転車を販売していることで、地域の方々の評価をいただいており、自転車再生に関わるメンバーが自らの仕事に対する自信につながっています。9月末で148台の販売となり、また、パンク修理、タイヤ・チューブ交換等の仕事も行い、地域密着型の販売を目指しています。


5.なごみの会
   毎月、一回のペースで、継続開催しており27年9月の開催で、58回目となっています。引きこもりがちな方の為の会として始めましたが、ホープのメンバーがほぼ参加し月一回のリラックスタイムにもなっています。お箏の上野さん他の「なごみーず」の演奏や竹内さんの昼食がこの会を支えてくれています。参加者の歌やゲーム、そして百円会費の食事等、肩のこらない不思議な空間をかもし出しています。

6.ハートビート
ICF教会での定期演奏会は年間で12回開催し、1回の平均参加者数は20名でした。
  教会外での出張公演は、平岸ミュージックフェスティバル、事業所ホープ「クリスマス会」、岩見沢シオンキリスト教会「クリスマス会」、さっぽろ雪まつり、その他、チップファミリーとしての出演でしたが、ハートビートの宣伝をさせていただいた「アライヴ・ミュージックフェスティバル」がありました。またICF教会でのイベント出演は、ユニフェスやこども祭り等4回行っています。
毎回、身体・知的・精神・発達などの障がいを持つ方が参加していますが、いったん演奏が始まると、障がいのある・ないという垣根はまったく感じられなくなります。150名での演奏となった平岸でのイベントは大好評をいただき、次年度も出演が決定しました。
さぽーとほっと基金の助成を受けて新たに9台の太鼓を導入しましたが、これはスタンド無しで自立し耐久性にすぐれ、身体障がい者や幼児、高齢者にも演奏しやすく、また3台の太鼓が入れ子式で1台の大きさに収納できる為、今後大いに活用できます。
その他、積立金からスポンジマレットの増量、太鼓やその他のパーカッション楽器、運搬用ケース等を着実に増やしています。

昨年度収支決算

収入 39,267,456円
支出 34,257,014円
利益 5,010,442円

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