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障がい者施設を街の中に建てるべきとの正村教授に賛同

障害者施設を街の中に建てるべきだと提言する正村公宏氏(専修大学名誉教授、朝日デジタル8.13)に賛同。
会社をリタイアして、一時期カナダのビクトリアに住んでいた時、車いすの方が、札幌の10倍くらいの印象で、街中に出ているの驚いたが、理由は、公共バスの全車両に電動の昇降機が設置されている為だった。一般乗客は、時間のかかる乗り降りを嫌な顔見せず、待っている。障がい者全般(当然、精神障がいも含め)に対するいわゆる共生・包摂社会が予算も含め、市民に定着している。
一方、日本は、長い隔離政策が定着し、まだまだ、障害者との垣根は高く、さらには、精神障害者の病院隔離・長期入院は諸外国より突出して高く、偏見・差別等も根強い。障がい者になりたいと思ってなった方は一人もいない。
精神障がいも、現代社会からの影響を強く受けており、それだけ不健全な世の中だと、私は思っている。
また、ダウン症の子や生まれつきの重度障がい者は、役に立たない存在なのだろうか。私は、クリスチャンだが、神は意図とご計画を持ってこの世に生を授けたと信じている。かえって重要な意味を私達に伝えようと、懇願しているかのようだ。
私は、社会的弱者のサポートの召しを受け、日本の現状に抵抗し、風穴を開け少しでも理解を拡げようと、就労支援事業所ホープを始めた。その為、札幌市の旧国道5号線沿いのにぎやかな往来のあるところに、目立つ看板を掲げている。
最近、ホープ再生自転車販売の取組が評価され、新聞・テレビ等多く取り上げられているが、思いはただ一つ、障がい者の心からの自信回復と愛のある共生社会、つまり隣人愛の精神が社会に広がることだ。