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うつ病、世界で3億5000万人の記事を読んで

うつ病、世界で3億5000万人=自殺者の過半数―WHO
時事通信 10月10日(水)0時19分配信

 【ジュネーブ時事】世界保健機関(WHO)は9日、うつ病など精神疾患で苦しむ人が世界で3億5000万人を超えるとの推計を発表した。年間約100万人の自殺者のうち、過半数がうつ病の兆候を示していたとみられ、うつ病に苦しむ人に気付き、治療の支援を行う必要があると訴えている。
 うつ病になれば激しい気分の落ち込みが長期間続き、仕事など日常生活に支障が出る。大人のおよそ5%がうつ病にかかるとされるなど、WHOは地域などに関係なく「世界的な現象」としている。
 女性のおよそ5人に1人が産後うつを患うほか、アルコールや薬物中毒、経済状況、失業といった外部環境もうつ病を招く要因。治療薬、専門家によるカウンセリングといったケアが効果的だが、病気を自覚しないなど「必要な治療を受けている患者は半数にも満たない」という。 
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私も30年のサラリーマン経験上、うつの気分はよく理解できる。
みなさんも、大なり小なり、うつ状態になられた方は、多いと思う。
私も仕事上の失敗等によって、時々うつ気味になり、また7~8年に一度は、かなり厳しい落ち込み状態に陥った。生きる活力の低下状態にある時、無理は禁物。周りも「がんばって」の言葉は禁句(がんばろうと思っても、力が湧いてこないから苦しいのだ)。温かく見守る、傾聴する、休ませる、受診…等が必要か。また、経済的理由から受診したくても出来ない、という場合もある。
病院に行きたくてもお金がない場合等、多少なりともお役に立てるので、サポートセンターを訪れていただきたい。年間約100名の方から相談(生活と心)を無償で行っています。

ホープ運営で、心している聖書の言葉

ホープ障害者事業所「ホープ」を運営していて、心している聖句。
ヨハネ9章1~3
9:1 またイエスは道の途中で、生まれつきの盲人を見られた。
9:2 弟子たちは彼についてイエスに質問して言った。「先生。彼が盲目に生まれついたのは、だれが罪を犯したからですか。この人ですか。その両親ですか。」
9:3 イエスは答えられた。「この人が罪を犯したのでもなく、両親でもありません。神のわざがこの人に現われるためです。

イエスは、弟子ですら陥いる、因果応報的な考え方(裏返しとして、自分はまともで、あまり罪がない)を、まず完全に否定する。
それどころか、神のわざがこの人に現れるため、と言っている。その人を通じて、何らかのかたちで神の栄光が現れる…例えば、その人にあるいはその人を通じて、人が真の神を知る…ということを、クリスチャンの私は、完全に信じていて、とても責任のある仕事をしていると、思っている。

私達の団体について

私達のチラシを、電通の方に見てもらい、全面更改しました。
素敵なチラシになっていますが、「私達の団体について」の記載内容をそのまま、転記します。

 私達は、聖書の「隣人をあなた自身のように愛せよ」を大切にしています。マザー・テレサは「愛の反対は無関心」といっています。安易な自己責任論にはくみせず、不幸にして弱い立場になった人に関心を持ち続け、また社会全体に温かい人間関係、隣人愛の輪を拡げていければと考えています。
 私達の団体は、生活に困っている方への無償の相談活動からスタートしました。孤独な方、引き籠りがちな方等からの相談も受け、場づくりが必要と感じ「なごみの会」を定例的に開催しています。
また、障がい者や親から切実な相談を受け、必要を感じ事業所「ホープ」を立ち上げ、「生まれてきてよかった」と感じてもらえる事業所を目指し展開しています。
 生活に困っている方や孤独な方、障がい者等からの多くの相談(年間で新規100件以上、回数は約300回)を受けています。
活動を通じ、特定の方の特殊なことではなく、誰にでも起こりうることと実感し、普通の大人や主婦、子供たちも大変なストレスやリスクに囲まれた社会に生きていると思っています。
 そこで、一般の方々にも活動を拡げ、音楽活動ハートビートをはじめました。音楽家ブラウンさんは、ある障がい者向け音楽会に飛び入り参加した時、多くの障害者が彼に特別の親近感を示しました。彼とそのファミリーには、とてもいやしの雰囲気があります。