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マスコミ報道に感謝です

ホープ再生自転車販売の勢いに連動して、マスコミの皆さんからの取材を受け、とても感謝しています。
テレビ放映が、HTB,NHK,HBCとあり、新聞では、読売、道新2回、毎日、共同通信社がすでに記事掲載されています。また、朝日新聞も取材済の状況です。
共同通信社札幌発の記事は、今日現在、知っている限り、北日本新聞、東奥日報、大分合同新聞の3社の掲載が確認されています。全国で私達の取組が広報されるというのは、とてもうれしいことで、感謝です。
8月末では、826台も販売され、勢いは止まりません。

精神疾患を開示する勇気と励まし

道新記事(ホープ再生自転車販売)でとてもうれしいことがある。それは、実際に、働いている織笠さんが心境をfacebookで語ったことです。
特に精神障がいである場合、見かけ上の病気の識別が困難な為、努力が足りない、不可解等の誤解を受ける場合がある。病識の理解や包摂社会の取組が遅れている日本社会では、世間の偏見やそれらの影響により、「自分が悪いからだ」等、自分にネガティブな印象を持つ場合が否めない。従って、どのように自分を開示すべきかに悩み、やむを得ず、自分を押し隠しながら生きる場合も多い。
しかし、彼女が、仕事や取材を通じて、自分を隠すことなく、開示する気持ちを持ったことが、何よりうれしい。また、この事を通じて、多くの人に勇気と励ましを与えている。その姿勢を、今後フォローしていくのが私達の責任であり、そして、社会全体に温かい人間関係が拡がることが、私達の願いである。
以下織笠さんのfacebook全文
「先日道新に私が働かせてもらっているホープ再生自転車販売が載りました。共同通信社の取材も受け仕事の励みになっています。
私は躁鬱病、摂食障害の精神疾患を持っていますが全てオープンにしています。
精神疾患というと色々な病気がありますが、偏見もあるようです。人は生きていれば何かしら病気をします。私は好きで病気になったわけではありませんが、病気になったことに意味があると思っています。
私は一見、病気に見えないと言われますがこの病気の地獄のような日々を乗り越えて今に至ります。
中古自転車の宣伝の仕事から整備の仕事に移り2ヶ月になります。
1日1日を大切に。日々に感謝し、積小為大で。日々前進して行きたいと思っています。いつもありがとうございます。」

障がい者施設を街の中に建てるべきとの正村教授に賛同

障害者施設を街の中に建てるべきだと提言する正村公宏氏(専修大学名誉教授、朝日デジタル8.13)に賛同。
会社をリタイアして、一時期カナダのビクトリアに住んでいた時、車いすの方が、札幌の10倍くらいの印象で、街中に出ているの驚いたが、理由は、公共バスの全車両に電動の昇降機が設置されている為だった。一般乗客は、時間のかかる乗り降りを嫌な顔見せず、待っている。障がい者全般(当然、精神障がいも含め)に対するいわゆる共生・包摂社会が予算も含め、市民に定着している。
一方、日本は、長い隔離政策が定着し、まだまだ、障害者との垣根は高く、さらには、精神障害者の病院隔離・長期入院は諸外国より突出して高く、偏見・差別等も根強い。障がい者になりたいと思ってなった方は一人もいない。
精神障がいも、現代社会からの影響を強く受けており、それだけ不健全な世の中だと、私は思っている。
また、ダウン症の子や生まれつきの重度障がい者は、役に立たない存在なのだろうか。私は、クリスチャンだが、神は意図とご計画を持ってこの世に生を授けたと信じている。かえって重要な意味を私達に伝えようと、懇願しているかのようだ。
私は、社会的弱者のサポートの召しを受け、日本の現状に抵抗し、風穴を開け少しでも理解を拡げようと、就労支援事業所ホープを始めた。その為、札幌市の旧国道5号線沿いのにぎやかな往来のあるところに、目立つ看板を掲げている。
最近、ホープ再生自転車販売の取組が評価され、新聞・テレビ等多く取り上げられているが、思いはただ一つ、障がい者の心からの自信回復と愛のある共生社会、つまり隣人愛の精神が社会に広がることだ。