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サポートセンター活動開始と聖書の影響

Facebookにより近況報告を始めたこともあり、これから出来るだけ頻繁に情報提供していきたいと思います。
サポートセンターの活動を始めた要因に、聖書の影響がある。心に触れた聖句が二つあり、その一つを紹介したい。ルカ10:25~37の隣人愛と、その例えとしての良きサマリア人がそれである。イエスの例えは、きわめて分かりやすく、かつ心に響く。
本当に困っている人が目の前にいたら、「おまえはどうするのか」という問題だ。
 聖書の専門家で、おそらく人望もあったであろう人達が、見て見ぬふりをして通り過ぎる。しかし、最下層の人間で、さげすまれていた混血のサマリア人が、かわいそうに思い、手助けをする。
 私ならどうするだろう。周りにはいない。どんな素性の人かもわからない。避けて通り過ぎて、何か問題があるだろうか。助けて何か良いことがあるだろうか。…と大人になればなるほど考え、計算する。しかし良きサマリア人は、考えることなく、オートマティカリーにかわいそうに思い、手助けする。
 イエスは、それが隣人愛で「あなたも行って同じようにしなさい」と締めくくっている。

ルカ10:25~37
10:25 すると、ある律法の専門家が立ち上がり、イエスをためそうとして言った。「先生。何をしたら永遠のいのちを自分のものとして受けることができるでしょうか。」
10:26 イエスは言われた。「律法には、何と書いてありますか。あなたはどう読んでいますか。」
10:27 すると彼は答えて言った。「『心を尽くし、思いを尽くし、力を尽くし、知性を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』また『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。』とあります。」
10:28 イエスは言われた。「そのとおりです。それを実行しなさい。そうすれば、いのちを得ます。」
10:29 しかし彼は、自分の正しさを示そうとしてイエスに言った。「では、私の隣人とは、だれのことですか。」
10:30 イエスは答えて言われた。「ある人が、エルサレムからエリコへ下る道で、強盗に襲われた。強盗どもは、その人の着物をはぎとり、なぐりつけ、半殺しにして逃げて行った。
10:31 たまたま、祭司がひとり、その道を下って来たが、彼を見ると、反対側を通り過ぎて行った。
10:32 同じようにレビ人も、その場所に来て彼を見ると、反対側を通り過ぎて行った。
10:33 ところが、あるサマリヤ人が、旅の途中、そこに来合わせ、彼を見てかわいそうに思い、
10:34 近寄って傷にオリーブ油とぶどう酒を注いで、ほうたいをし、自分の家畜に乗せて宿屋に連れて行き、介抱してやった。
10:35 次の日、彼はデナリ二つを取り出し、宿屋の主人に渡して言った。『介抱してあげてください。もっと費用がかかったら、私が帰りに払います。』
10:36 この三人の中でだれが、強盗に襲われた者の隣人になったと思いますか。」
10:37 彼は言った。「その人にあわれみをかけてやった人です。」するとイエスは言われた。「あなたも行って同じようにしなさい。」