『祈りの祭典 in 北海道 2007』 レポート

リバイバル新聞11月4日号掲載


10月18-20日、北海道青少年会館(札幌)で第二回目の「祈りの祭典 in 北海道」が開催された。講師には、エルサレム万国祈りの家(JHOPFAN)創設者のトム・ヘス氏を始め、村上好伸氏(カリスチャペル牧師)、大久保みどり氏(主イエス・キリスト教会牧師)、石田吉男氏(基督聖協団札幌教会牧師)、松原望氏(日本フォースクエア福音教団羊ケ丘シオン教会牧師)、ジェリー・ジャンセン氏(ICF教会牧師)が招かれ参加した。昨年より多い約420人の参加者があり、会場は日本とイスラエルと世界のリバイバルを祈る人々で熱く燃え上がった。



主の栄光を象徴する日本の国旗

 最初の集会でヘス氏は、「日の上るほうでは、主の栄光が恐れられる。主は激しい流れのように来られ、その中で主の息が吹きまくっている」(イザヤ書59章19節)との聖句よりメッセージを語った。日のいずる国日本に主の栄光が現れ、天においてせき止められている、洪水のような主の栄光の大いなる流れが日本に注がれようとしている事を強調。更にマラキ書4章2節の「わたしの名を恐れるあなたがたには、義の太陽が上り、その翼には、癒しがある」との聖句から、日本の国旗に言及。日本の国旗が日の丸である事は偶然ではなく、主が預言的にこの国に与えたものであり、これは主の栄光を象徴するものである事を繰り返し語った。かつて日本の国旗はアジア諸国に恐れられた「死の契約」を結んだものだったが、今や、主はこの「死の契約」を破棄され、日本を通してご自分の栄光を諸国に現すと語った。

トム・へス師


二つにつながった国旗




琴、和太鼓演奏
 祭典二日目にヘス氏は、エゼキエル書43章1-7節を通して、「イスラエルの神の栄光が東のほうから現れる」(2節)ことを再び強調。メッセージの後、実行委員会の数名の牧師によって、日本の国旗にあった「死の契約」を破棄し、日本の国旗を主にささげる力強い祈りがなされた。この後日本の国旗とイスラエルの国旗が、まるで握手をするように結び合わされ、一同は日本とイスラエルが主の祝福の契約により結び合わされた事を実感した。 

 祭典三日目の午前大久保みどり氏(主イエス・キリスト教会牧師)も、「旗」というテーマで聖書から語り、「主は旗(アドナイ・ニシ)であり、愛である。60年前に日本が犯した過ちにいつまでも縛られないで、主にある健全な愛国心をもって旗を高く掲げましょう」と訴えた。参加者の多くはこの事を通して、日の丸に関して今まで抱いていたマイナスイメージが払拭されて、「始めて自分の国の国旗を誇りに思えました」などとコメントしていた。

北海道の霊的要塞を打ち破る!

 祭典二日目の午前、松原望氏(羊ケ丘シオン教会牧師)が、「北海道の霊的要塞を打ち破る」というテーマで、自らの悪霊遭遇体験の証しを交えながら、北海道の開拓史の中で血と涙を流した人々の、人・土地・自然への恨みの思いや言葉が今も残っていると指摘。しかし第二歴代誌7章14節に基づいて、主の民が悔い改めるなら、土地を含む、人々のいやしと解放がもたらされると語った。メッセージの後、祈りの祭典の特徴である、祈りの時間が持たれ、とりなし者のグループ「オリーブの杖」代表の長澤房江氏のリードによって、北海道の罪のための悔い改めの祈りの時がもたれた。また、「北海道に与えられている賜物は、美しい自然とおいしい食べ物に象徴されている、『いやし』と、伝統に縛られない『解放』ではないか」との提案がなされ、主がこの賜物を北海道でますます現してくださるようにとの祈りがなされた。
CFNJフラッグ

熱く祈りもとめる

2008年7月G8サミットに合わせて

聖会ではこの他にも、集会のないすべての時間に、2時間区切りで祈りのリーダーが立てられ、連続した祈りがささげられた。夜中の祈りに参加したヘス氏夫妻は、「日本のクリスチャンの熱い祈りに大変励まされた。ぜひ日本でも24・7の祈りの家が建てられて欲しい」と語った。

祭典中に、NRAの村上好伸氏、大久保みどり氏、トム・ヘス氏、祈りの祭典 in 北海道実行委員会の各牧師と共に、2008年7月、北海道の洞爺で開かれるG8サミットの開催に合わせて、7月3-5日(予定)に、海外からのゲスト・スピーカーや信徒を招いての国際的祈りの祭典を開催することが決定された。



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主催:「祈りの祭典 in 北海道」実行委員会
共催:JHOPFAN(エルサレム万国祈りの家)、IFGA(地球規模事象機関)、NRA(日本リバイバル同盟)
お問合せ先:祈りの祭典事務局(ICF教会内 担当:高田) TEL:011-669-3038/FAX:011-669-3058