「Vol.42」

グドール先生の
『子育てシリーズ』


ザ・祝福 Part2

前回に続いて「親が如何にして、自分の子供を祝福することができるか」と言うテーマを考えたいと思い
ます。

●子供に愛していることを告げる

親として子供を愛していても、いざ口で「愛してるよ」と言うとなると中々むずかしいものですね。しかし、
子供たちは私たちが思っている以上に、親からの愛のことばを必要としています。子供の中には「感情
タンク」があることを忘れないでください。このタンクが満たされないと、子供は愛に飢え渇きます。
人は愛に飢え渇くと、何でも食べてしまいます。麻薬、フリーセックス、ポルノ、満たしてくれそうなもの
だったら何でも食べます。



家族への最後のことば

私たちは、時間などの制限がないと、心の中にあることが中々言えません。1985年8月12日、日航
123便ジャンボ機が32分間の迷走の果てに御巣鷹山に墜落しました。その時ジャンボ機に乗っていた
川口博次さんは、生涯の最後の数分間を使って家族宛に遺書を書きました。遺書が書かれたメモ紙
は、墜落後遺体と共に発見され、やがて奥さんと3人の子供たちに渡されました。家族を愛していた彼
の言葉を読んでください。



「悲しいけど、もう助からない。飛行機は激しく揺れて、降下している。爆発のようなものがあって、煙が
出てきた...つよし[長男]、頼むぞ。兄弟仲良くして一生懸命やれよ。お母さんを手伝うんだぞ... けいこ
[奥さん]、自分と子供たちの世話を頼むよ。きのうの夕食が最後になるとは。ほんとに幸せな人生を感
謝しているよ...」(英語からの翻訳/抜粋。)



川口さんは飛行機の墜落と共に亡くなりました。しかし彼の家族は、彼の最後の言葉を受け取りまし
た。それは家族の将来を願うあたたかい言葉であり、家族一人一人が生涯心にとどめる大切な言葉と
なっていると思います。時間というものは早く過ぎ去ります。あなたも、家族を祝福する言葉を、愛する
方々にかけてください!



『愛のおこぼれ』一覧へ戻る』