「Vol.37」

グドール先生の
『子育てシリーズ』


「子供語録」

しあわせな家族に共通していることがあります。それは思い出を大切にし、共有しているということ

です。楽しい思い出を思い出しては共に笑い、苦しかった思い出も互いの絆を深め合うのです。あな

たの家族では、どんな思い出を作っていますか?我が家には子供が四人いますが、育っていく中で彼

らが話したおもしろいことばを記録して「子供語録」を作っています。これを作るコツは、忘れない

うちに書き留めておくことです。今回は、我が家の『子供語録』のほんの一部を紹介させていただき

ます。


● 「チカモロチ」次女のハーモニー(今8才)が3歳のときにおもしろいことをたくさん言っていま

した。ある時、お母さんが重い荷物を持っているのを見て一言。「マミー、そんなに持ったらチ

カモロチだよ!」


● 「ばんがれ!」お母さんを応援して、「マーミー、ばんがれ!マーミー、ばんがれ!」これを聞い

た妻の明美は大笑いしましたが、励まされたことは言うまでもありません。我が家では、今でも

家族同士応援するとき「ばんがれよ!」と言うことがあります。


● 「またチテネ」ある朝私が家を出ようとする時ハーモニーがこう言いました。「ダヂ(ダディのこ

と)、またチテネ...ハモのおうちに。」このように言われて一瞬なんと答えていいか迷いま

した。まるで何かの事情で父と娘が一緒に暮らせないみたいで。でも、娘のこのようなことばは

父親の私の心を限りなくくすぐるのです。


● 「ポンポッキ」どうも子供たちは、一つのことばの中の文字の入れ替えをやるのがじょうずなよう

です。ここに少し。プゼレント。ヨールグト。かくねんぼしよ!かまむいて!(皮むいて!)次

男のスカイが7才位の時、朝何のテレビ番組を見るのかを聞いたら一言。「ポンポッキ」。

このようにたわいのないことばなのですが、家族の大切な思い出になっています。あなたの家族

でもぜひ「子供語録」を作ってください!




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