「Vol.33」
									
										
											
												 
												グドール先生の 
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									「夫婦のクオリティ・タイム」Part 2 
										 
										 
										
										前回に続き、第四番目の愛の言語「クオリティ・タイム」について考えましょう。 
										 
										
										結婚は、人間関係ですから、これを強め、深めるためには、コミュニケーションが 
										 
										
										とても大切です。コミュニケーションは会話によって成り立ちます。会話と言えば、 
										 
										
										まず先に話すことを考えるかもしれませんが、口は一つ、耳は二つですから、聞く 
										 
										
										ことをより大切にする必要があります。相手に愛を伝えるためには「聞くこと」を 
										 
										
										実践しなければなりません。そこで、「聞くこと」の実践に役立つヒントをいくつ 
										 
										
										かご紹介します。 
										 
										
										(1) 結婚相手が話している時目を見る:これはあなたの気が散ることを防ぐだけでなく、 
										 
										
										相手に注意を向けているということを伝達します。「目で聞く」ことを忘れないでく 
										 
										
										ださい。 
										 
										
										(2) 結婚相手の話を聞きながら他の事はしない:クオリティ・タイムとは、相手に集中 
										 
										
										して注意を向けることです。大事な話をするときは、新聞を置き、テレビを消してく 
										 
										
										ださい。 
										 
										
										(3) 気持ちを聞く:「今私の結婚相手はどんな感情を体験しているのだろうか?」と自 
										 
										
										問してみてください。答えが分かったと思ったら確認してみてください。例えば、 
										 
										
										「今がっかりしているのは私が、を忘れたから?」というふうに。それによって 
										 
										
										相手が、何を感じているかを明確に伝えるチャンスを与えることになります。 
										 
										
										(4) ボディー・ランゲージを見る:握りこぶし、震える手、涙、しわ寄せ、目の動きな 
										 
										
										どは、相手が何を感じているかのヒントになります。コミュニケーションにおいては、 
										 
										
										態度や、表情、声の調子などの非言語的要素が65%を占めることを忘れないでくださ 
										 
										
										い。しかも、非言語的要素の方が真実味を持っています。相手が何を考え、感じている 
										 
										
										かを確認しながら聞いてください。 
										 
										
										(5) 話を途中でさえぎらない:最近の調査によりますと、平均的な人は17秒だけ相手の話 
										 
										
										を聞いたあと、途中でさえぎり、自分の考えをさしはさむそうです。夫婦のコミュニ 
										 
										
										ケーションの目標は相手の気持ちや考えを理解することです。自分を弁護し、相手を正 
										 
										
										すためではありません。お互い、「聞き上手」を目指しましょう! 
										 
									 
									 
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