「Vol.14」

グドール先生の

夫婦シリーズ』


「キーウィ・ハズバンド」


ああ結婚!(嘆きの結婚)いい結婚。(理想的な結婚)ううっ、結婚....。(苦しい結婚)

ええっ!結婚?(意外なカップルの結婚)おお!結婚!(感動的な結婚)


あなたの結婚はどれに当てはまるでしょうか?あるいはどれになりたいでしょうか?幸せな結婚を望まない人は誰も

いないと思います。誰もが幸せな結婚や家庭を求めています。私は結婚して17年になるのですが、まだ、幸せな結

婚や家庭の秘訣が何であるかを学んでいる最中です。しかし、これまでに教えられたこと、体験したことなどがあり

ますので、そのことを通して、幸せな結婚や家庭の秘訣を共に学んでいければ幸いと思っています。


まずは、夫について考えてみましょう。


キーウィ・ハズバンド

あなたはキーウィ・ハズバンドという言葉を聞いたことがありますか?キーウィとは、ニュージーランドの山林に住

む、ニワトリより少し大きい、飛べない鳥のことです。


キーウィのメスは何と体重の4分の1の重さの卵を産むのですが、自分ではふ化させないのです。

70から80日もかかるふ化期間、卵をあたためるのはオスなのです。しかも、ふ化後の子育てもオスがするといわ

れています。


この事から、ニュージーランドでは家事や子育てをよく手伝ってくれる夫のことをキーウィ・ハズバンド(Kiwi

Husband)というのです。ニュージーランド人の夫が皆、キーウィ・ハズバンドというわけではないのですが、とに

かくよく家事のお手伝いをします。


何年か前、ニュージーランドに帰国したとき、親戚の家に食事に招かれました。テーブルを囲んで、食後のコーヒー

をおいしく飲んでいたら、突然、男は自分しかいないことに気づきました。みんなどこに行ったんだろう、なんて

思っていたら、時すでに遅し。叔父や、従兄弟たちはみんなで台所に行って、てきぱきと食器を洗っているではあり

ませんか!手伝おうと思っても、もう入る余地がありませんでした。彼らは、良いところを見せようとしてやってい

たのではなく、ごく自然に、当然のことのようにやっていました。私は恥ずかしい思いをしましたが、さすがはキー

ウィ・ハズバンド達だな、と思わされました。


これを読んでいるあなたや、あなたの夫のキーウィ・ハズバンド度(!)はどれくらいでしょうか?あなたの周りに

キーウィ・ハズバンドはいるでしょうか?最近まで知らなかったのですが、実は私の働いているアジアキリスト聖書

学院の事務スタッフの木村知子さんの夫が、すばらしいキーウィ・ハズバンドだったのです。ある日、スタッフで一

緒にお昼を食べている時、知子さんのおいしそうなお弁当の事を聞くと、彼女が作ったのではなく、夫の義信さんが

作ったというのです!これには、学院のスタッフも驚きました。しかもそればかりではなく、休みの土曜日などは、

家の掃除や洗濯などの家事を義信さんが完全に成し遂げてから、自分の好きな、自動車のワックスがけをするので

す。その後は、知子さんをリンゴ狩りや、ショッピングなどに連れて行き、何かを買ったとしても、その荷物は必ず

義信さんが持ってあげるのです。知子さんがとっても幸せなのは言うまでもありません。


あたためる:

キーウィのオスが卵をあたためてふ化させると言いましたが、実は使徒パウロが、夫に関してこれと同じ言葉を聖書

で用いているのです。それは、エペソ人への手紙5章29節の「育てる」と言う言葉です。28節からの言葉を見て

下さい。「夫も自分の妻を自分のからだのように愛さなければなりません。自分の妻を愛する者は自分を愛している

のです。だれも自分の身を憎んだ者はいません。かえって、これを養い育てます。それはキリストが教会をそうされ

たのと同じです。」この「育てます」はギリシャ語のthalpoと言う言葉が使われています。この言葉はとっても

あたたかい言葉なのです。元々の意味は、「あたためる」とか、「あたたかくしてやわらかくする」、「保温する」

と言う意味があります。ちょうど親鳥が自分の羽でひなを覆ってあたためてあげるように、夫たちよ、妻をやさしく

愛し、あたたかく接し、いたわってあげなさいと言うことです。夫の皆さん、これをやってますか?私たち夫たち

も、「キリストのからだの一部分として」(30節)キリストの愛によって養い育てられているのです。

感謝ですね、ほんとに。私たちも同じように妻たちを愛しましょう!



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